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新コラム「瞰鑑楽学(かんかんがくがく)」について

2021年10月にコベルコビジネスパートナーズとなり、3度目の春を迎えました。旧神鋼リサーチの流れを汲む産業情報部では、「質の高い情報提供を通じて、お客様の効率的な事業運営や価値創造に貢献する。」ことを部のミッションとしています。

このたび、新コラム「瞰鑑楽学(かんかんがくがく)」をはじめることに致しました。旧神鋼リサーチ時代には「今日味新深」という名称でコラムを書いておりましたが、再出発にあたり、調査担当の研究員から名称を集めました。もともとは「侃侃諤諤(かんかんがくがく)」という言葉です。侃侃諤諤の意味はインターネット上の様々なサイトで紹介されておりますのでご参照ください。

新コラム「瞰鑑楽学(かんかんがくがく)」は、『技術、ビジネス、産業、業界などの対象を一段高い視点から俯瞰しつつ善し悪しを見分け、そこから得た事実をご紹介し、Webサイトに来て下さった方に楽しく読んでいただく。少しでも参考になる情報を提供できるよう、我々も一層精進していきたい。』という思いから、名付けました。 

2020年1月にWHOにより宣言された新型コロナウイルス感染症に関する「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」は3年以上にわたる期間を経て終了し、その間に我々を取り巻く状況は大きく変わりました。PHEICの間からその後を含めた世の中の流れは非常に速く、世界情勢にも大きな変化が起こっています。例えば、米中対立やPHEICの間に始まったロシアによるウクライナ侵攻によって、「地政学(geopolitics)」的リスクがクローズアップされました。最近では、地政学に経済的な視点を加味した地経学(geoeconomics)という言葉を頻繁に目にするようになりました。国としてのリスクの大きさから、「経済安全保障」という概念に基づいて、各国で様々な取り組みが行われています。数年前と今とでは、世の中を取り巻く情勢が大きく変わってきている状況にあり、皆様の事業活動にも大小の影響を及ぼしていると推察されます。

上記リスクから、製造業ではサプライチェーンや分業体制の見直しを迫られるケースが想定されます。また、日本では、昨今の円安に見られるような急激な為替変動リスク等に加えて、人口減少による「人手不足」や「技術の継承」、「人件費の上昇」に関わる問題も、待ったなしで対応が迫られているテーマです。さらに、地球温暖化に対する対策もますます加速していく必要があると考えられます。

このような例をはじめ、さまざま困りごとに関わる「知りたい」を「調査」でお手伝いすることが私どもの仕事です。人手不足が顕著になってきており、ライフワークバランスも重視される昨今、さまざまな情報を俯瞰するためのまとめ作業などを、専門家に依頼することを考えられてはいかがでしょうか? 何かを「知りたい」場面がございましたら、ぜひご相談ください。きっと何かでお役に立てると思います。

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